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新春の遠足 - 鉢形城編 [行ってみた]

お城に行こう第二弾! というわけで正月早々鉢形城に行ってきた。
お天気にも恵まれて、絶好の散策日より。


行きは鉢形駅から。
自動精算機はないし、トイレはくみ取り式だし、駅員さんは一人だし、ほんとここまだ埼玉なのか?というぐらい鄙びた感じ。


1476年に長尾景春が築いた城が始まりとされる鉢形城は、いろんな人に取り合いをされて、最終的には北条氏の北関東支配の拠点として北条氏邦が治めていた。(1590年の小田原攻めで籠城戦の末開城)
我々の間では、とある本の一節にあった「武田信玄や上杉謙信など名だたる武将にたびたび襲われた城」として有名。
(鉢形城のくわしい説明については、Wikipedia等をご参照ください)

 
荒川と深沢川に挟まれた高台という、かなり攻めにくそうな立地。

 
搦手橋(深沢川)を渡ると程なく、立派な石碑がお出迎え。


この石碑の建つ笹曲輪は、城の北端、深沢川と荒川の合流点近くにある。
 

 
笹曲輪遠景。土塁の向こうは本丸。


笹曲輪から本丸方向へ土塁を登る。


川に面した土塁の下は、かなりの断崖。
ここから信玄が攻めてきたのが見えたのかなぁ、という思いにふける西側。


で、あっちの方から謙信が来ちゃったのかなぁ、と思う北側の眺め。


御殿曲輪あたりにある本丸跡の石碑。


そして、近くにはなぜか田山花袋の石碑もある。


本丸を出て、しばらく公道を歩くと、二の曲輪。
何故誰もいないのか理解に苦しむほど絶好の凧揚げポイント。


二の曲輪の脇には、復元された土塁と堀が見える(というか上れる)。結構高い。
二の曲輪の土塁跡

さらに道沿いに南に歩くと三の曲輪。


とても暖かい日だったけれど、日陰の池はこの通り氷が張ってた。
なんだかんだいってまわりは山だし、きっと夜は冷え込むんだろうな。


この大木は、樹齢約150年の江戸彼岸桜。
春のお彼岸頃に満開になるらしい。


帰りは寄居駅に向かう。
荒川にかかる正喜橋から眺める本丸は、なおさら難攻不落な感じ。


城そばの酒屋では、『氏邦』なる地酒を販売中。


八王子城の氏照さんといい、北条さんは優良な観光資源なんだなぁ。

帰りは、ダンナがどうしても八高線を体験させたいというので、JRを利用することに。

なんだか、とても首都圏とは思えない、このローカルな雰囲気。



途中、高麗川にて接続で40分待たされる。
そのときに見つけた、線路の1UPキノコ柄。


1時間半以上かかって、ようやく拝島に到着。

池袋周りよりはるかに時間がかかるのに料金が高いってどういうこと??

最初に八王子城を経験してしまった我々には、ほとんど散歩と変わらない非常に楽ちんな散策でした。
まず山岳城に挑戦しておくと、後々の城廻が苦痛にならないかもしれません。


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