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秋の遠足その2 - 滝山城編 [行ってみた]

もうほとんど後北条氏の居城巡りと化してきた、お城へ行こう第三弾。
本日の行き先は、滝山城
1521年に武蔵国守護代の大石定重さんが築城し、息子の定久さんの婿(つまり定重さんの孫の婿)の北条氏照さんが八王子城に移る1572年頃まで使われたというお城です。

JR八王子駅から1時間に3本のバスに乗って「滝山城址下」で下車。
バス停の道向かいあたりに看板発見。

滝山街道から看板にしたがって道を入って50m。さらに看板が。

うーん。八王子城に比べると、ずいぶん手作り感満点というか、なんというか。

脇の畑からネコのお出迎え。


畑と住宅に挟まれた地元の方の私道のような道を上がっていくと唐突に始まる山坂道。



道の向こう側には土塁の跡。
1土塁

道を登り切ったあたりにある小宮曲輪跡から伸びる未舗装の道があるので入ってみた。
どうやら土塁の上を歩く道だったらしい。
ところどころに掘の下へ向かう道があったのだけれど、必ず「私有地につき立ち入り禁止」となっていた。
禁止と書いてあることほどやってみたくなる不思議

そのまま歩いて行ったら、やたらと見晴らしの良い場所に出た。
察するに山の神曲輪かな、と思うのだけれど、確信はない。
山の神曲輪
正直、中の丸の展望台よりこちらの方が空いているし見晴らしもいいので、景色を見ながらお弁当を食べたいひとにはおすすめ。

小宮曲輪に引き返し、中の丸方面に向かう。
小宮曲輪から中の丸に向かう道(たぶん公園内で南北を縦走する唯一まともな道)にある地図。
‥うん、あんまりやる気ありませんね。わかります。
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千畳敷・中の丸・本丸は、この公園的にはメインみたいだけれど、特におもしろみはなし。
本丸から、北側の公園入り口(察するにメインゲート?)に出られるようだったので行ってみたのだけれど、 おおよそ入り口とはわかりにくい場所にあり、恐ろしく人気が無い。
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しかも入り口から延々と続くつるつる滑る石畳の急坂。
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途中にある本丸に上る階段。
これ降りてきたからいいけど、上りたくない‥。
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本丸に上らずに二の丸方向へ進むと、上に中の丸と本丸を繋ぐ引橋が上に見える。
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そのまま二の丸の間を通り抜けて古峰の道を進む。
周りは城跡というより雑木林。
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池跡を通りすぎたあたりで、公園から離脱しようと「バス停」と書かれた道を辿ったのだけれど、なんか途中からどう考えても藪の間の山道化。
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大丈夫なのかとヒヤヒヤしながら降りていったら、唐突に畑が広がっていた。
‥えーと、これってよそ様の敷地じゃないの?
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畑を抜けると、ようやく舗装道(ただし住人の方しか使わなさそうな、これ私道じゃなくて公道なの?という)に出たのだけれど、これ、どうみたって公園の出口じゃないよね?
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鶏小屋の脇を通り過ぎながら、道の駅八王子滝山へ向かう。
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道の駅八王子滝山で、お土産を物色しつつリンゴサイダーで一休憩。
(このサイダー、なんか金気くさくて今ひとつだった。視点は良いと思うので改善求む!)
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毎度ながら、山城は歩行距離以上に足にきますな。
八王子城や鉢形城に比べると整備されていない具合が半端ないけれど、ある意味プリミティブな魅力があると言えるかもしれない。
ただ、公園マップをみても、どこから入園するのが正解なのかさっぱりわからないのはどうにかして欲しい。
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さて今夜は、前回は購入しそびれた氏照で晩酌いたしますか。
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