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秋の遠足 - 八王子城編 [行ってみた]

というわけで、高尾までやって参りました。こんな遠くまで中央線乗ったの初めてだよ。
高尾駅

高尾駅北口からバスで5分ちょっと。「霊園前」停留所からてくてく。
紅葉

さっそくうじてるくんがお出迎え。
うじてるくん
しかし、腹切った上に、400年後にはゆるキャラ化して観光に尽力させられるとは、氏照さんも大変だな。
幟だってあるぜ

入り口の管理棟の脇には、縄張りの図
八王子城縄張り
ちなみに、立派な屋外立体模型もあるよ。 すごい立派な立体模型

まずは、曳橋と御主殿方面を攻める。
今思えば、八王子城がなぜ”山城”ではなくて”山岳城”に分類されているかを、このあたりでうっすらとでも感じるべきだったんだ…!。
予想復元された曳橋
落城時に、御主殿にいた婦女子や武将らが自刀して身を投げ、そのため三日三晩川の水が赤く染まったという伝説のある、御主殿の滝。→戦国ちょっといい話・悪い話まとめ :八王子城奇譚
御主殿の滝
身投げして死ねそうな規模の滝ではないんだけれど、念には念をいれたのかな…? (´;ω;`)ウッ…

さて、ここからが本番。本丸跡まで登るよ。
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散策ルート始点の鳥居をくぐると、いきなり分岐点。しかし、案内無し。
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登っていて判ったのだけれど、この散策ルートにはやたらと分岐が多い。
しかし、大半は山頂に向かう経路となっていて、明らかに間違えると致命的な分岐以外には案内が無い。
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なので、分岐は好きなように進むとよいと思う。

道はけっこうな山道。
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頂上までは40分程度だし、靴さえしっかりしていれば登れる道のりではあるけれど、道がガタガタしている分ロープウェーを使った高尾山登山よりはぜったい過酷。
「山城っていったって、結局は城でしょ?」とか、舐めていてすみませんでした。
元就さんが隆元さんに「来るのがめんどくさいとか言わないで顔見せなさい」とか言っていたらしい吉田郡山城もきっとなめちゃいけないんだろうな…。

山頂手前の見晴らしポイントからの景色は絶景。
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頂上は結構あっさり。
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この奥にある八王子神社の奥の階段を登るとそこが本丸跡。狭い。
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しかし、本当に高低差がすごいよ、この城。
「ちょっと本丸まで伝令行ってきて」とか御主殿で頼まれたら、かなりの罰ゲームだと思う。

あまりお墓は好きじゃないのだけれど、せっかくなので氏照さんのお墓も訪ねてきた。
しかし、このお墓までの最後の道のりも、相当な階段。
かいだん…
氏照さんの百回忌に中山信治さん(八王子落城の際に討死にした松木曲輪担当の中山勘解由家範さんの孫で水戸藩家老)が建てたものらしいのだけれど、どんだけ登るのが好きなんだ>八王子城の関係者。
中山勘解由さんもとなりにいます

いやー、八王子城が山岳城に分類される理由が身にしみてわかる遠足でございました。
総歩数28,531歩。(帰りは高尾駅まで歩いて戻ったけど)
ノボリツカレテ、オシリガイタイヨ…。

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